2019-02-15 [覚え]
この時期なのに、律儀に総務省が「みんなのくらしを支える統計」などというキャンペーン。今日の新聞3面に載っています。
そして横の2面には
「勤労統計不正」マイナス改定に「官邸怒り」の大きな文字が!
アベ首相が「行政のミスだ」と言ったことが実は当の官邸のご意向によってねじ曲げられ、都合よく使用されていたということのようですが、そういう官僚の不正?が発覚するたびに、綱紀を粛正する名目でさらに官邸に権力が集中したり、あるいは焼け太りで省庁自身が分割され、結果として大きくなったりする事態はあまり良いことではありませんね。
統計の精度が落ちてきている、その根本的な原因はどこにあるのか?統計に関わる人員が減らされた結果としてかもしれませんし、政府自身が統計に対する要求度が低いのかもしれません。なんと言っても、今の政府くらい記録を重視しない内閣はないのですから。議事録や日報の改ざんはもちろん、最初から作らない、公開しないのオンパレードです。
この国の足取りに対して追求させない、歴史の検証なんかに配慮しない。まさに後生「悪夢のような、ブラックボックス内閣であった」と言われるでしょう。実はそれが、「決められる政治」の正体なんだろうと思います。丁寧な説明は省き、手続きも蔑ろにし、記録は残さず、もちろん議論はしない。
それを良いことだと支持する人たちも多いのです。北やT国の脅威の前には悠長なことはやってられない!R国との交渉もK国との交渉も色々ありますから・・・でも、どこの国ともうまくやれてないのはなぜでしょう?
それはこの国に限ったことではないのですが、「相手への敬意」という視点が決定的に欠けているからなのではないでしょうか?特にこの国のトップに欠けているものは、そこですね。すべてのものに対する敬意や信頼。政治家って嫌な職業ですね。
今日は久しぶりに趣味の会でパン作り
おから入りとか明太子、チーズにマッシュポテトにブロッコリー入れたものとか
みんなでインスタントコーヒーでお昼しました
今年も [あれこれ]
今年も東京のDさんから、お世話になった、今は故人のIさんへチョコレートが届きました。生前二人は会ったことがなくて、それでも深いご縁があった・・・らしいのです。年忌の折には東京からお参りに来られました。そういうご縁を持つ相手がいるだけでも人は幸せになれるものですね。
ところで、官庁の統計偽装はやっぱりあの方の意向が強く影響していたのだと報道されましたね。ご本人は最初「行政のミスなのに!」とか「補佐官へは命令していない」なんてことを言ってましたが、やっぱり本人は立法府の長気分なんでしょうね。いろんな所に圧力をかけてミスリードしていく方策は、誰の策なのでしょう?誰がそういうふうに操ろうとしているのか?この政権の中で誰が頭脳として機能しているのか?案外民間の○通あたりが企画立案しているのかもしれませんね、なんてチョコっと考えました。
米国憲法ですら [覚え]
勝手にリンクを張らせて頂いている 内田樹さんの最新記事「憲法と自衛隊」からですが、
実は現行の米国憲法でも
常備軍(陸軍)は認めていない!のだそうです。
「陸軍を召集(raise)し、これを維持(support)する権限。ただし、この目的のための歳出の承認は2年を超えてはならない」 第13項「海軍を準備(provide)し、これを保持(maintain)する権限」 陸軍は必要なときに召集されるべきものであって、常備軍であるべきではないというのは建国の父たちの揺るがぬ確信であった。
アベ首相がいう「自前の軍隊を認めていない、恥ずかしい憲法を持つ国は日本くらいしかない」という言葉は、ポツダム宣言も自国の憲法もまともに読んでいない、そしてもちろん宗主国の憲法も知らない、そういう方の思い込みだったのでした。
是非この文章をご覧下さい。
まさに目から鱗のご指摘、内田樹師、さすがです。
実は現行の米国憲法でも
常備軍(陸軍)は認めていない!のだそうです。
「陸軍を召集(raise)し、これを維持(support)する権限。ただし、この目的のための歳出の承認は2年を超えてはならない」 第13項「海軍を準備(provide)し、これを保持(maintain)する権限」 陸軍は必要なときに召集されるべきものであって、常備軍であるべきではないというのは建国の父たちの揺るがぬ確信であった。
アベ首相がいう「自前の軍隊を認めていない、恥ずかしい憲法を持つ国は日本くらいしかない」という言葉は、ポツダム宣言も自国の憲法もまともに読んでいない、そしてもちろん宗主国の憲法も知らない、そういう方の思い込みだったのでした。
是非この文章をご覧下さい。
まさに目から鱗のご指摘、内田樹師、さすがです。
好天 [庭の中で]
歩む [あれこれ]
今日は「憲法九条を守る日田の会」の総会でした。
総会に先立ち、アレン・ネルソンさんの「九条を抱きしめて」のDVDを視聴しました。その中に「平和への道はない。平和が道である」という言葉があって、まるで釈尊の教えだと、そのように思えました。仏様の教えも「仏道を歩む」ですから。
「平和をつくるためには戦わねばならない」と巷間よく言われ、実際にそう考えている方は多いのだろうと思いますが、私たちは実はそれが新たな敵を拡大生産していることに気づかねばなりません。
総会後の懇親会で出席者の一人がアンネ・フランクの日記を引かれました。
「戦争の責任は、偉い人たちや政治家、資本家だけにあるのではありません。‥‥責任は名もない一般の人たちにもあるのです」(115ページ)
まさにそのように、名もない私たちにも責任があるのです。
総会に先立ち、アレン・ネルソンさんの「九条を抱きしめて」のDVDを視聴しました。その中に「平和への道はない。平和が道である」という言葉があって、まるで釈尊の教えだと、そのように思えました。仏様の教えも「仏道を歩む」ですから。
「平和をつくるためには戦わねばならない」と巷間よく言われ、実際にそう考えている方は多いのだろうと思いますが、私たちは実はそれが新たな敵を拡大生産していることに気づかねばなりません。
総会後の懇親会で出席者の一人がアンネ・フランクの日記を引かれました。
「戦争の責任は、偉い人たちや政治家、資本家だけにあるのではありません。‥‥責任は名もない一般の人たちにもあるのです」(115ページ)
まさにそのように、名もない私たちにも責任があるのです。
第798回目の [行事]
耐性の強さ [あれこれ]
ハーバービジネスオンラインの2018.05.11の記事に
「安倍政権とは何か?そして何を目指しているのか?有権者に突きつけられる選択肢」というのがあります。
「不祥事への耐性の強さが、歴代の政権に比べ際立っている」ところから述べ始められています。
官僚から経済界、ジミントウの総力戦なのだと。彼らは生き残るために総力を尽くしている・・・
必見の記録として、是非読んで欲しい記事です。
「安倍政権とは何か?そして何を目指しているのか?有権者に突きつけられる選択肢」というのがあります。
「不祥事への耐性の強さが、歴代の政権に比べ際立っている」ところから述べ始められています。
官僚から経済界、ジミントウの総力戦なのだと。彼らは生き残るために総力を尽くしている・・・
必見の記録として、是非読んで欲しい記事です。