米国憲法ですら

　勝手にリンクを張らせて頂いている 内田樹さんの最新記事「憲法と自衛隊」からですが、

　実は現行の米国憲法でも

　常備軍（陸軍）は認めていない！のだそうです。

「陸軍を召集(raise)し、これを維持(support)する権限。ただし、この目的のための歳出の承認は２年を超えてはならない」 第13項「海軍を準備(provide)し、これを保持(maintain)する権限」 陸軍は必要なときに召集されるべきものであって、常備軍であるべきではないというのは建国の父たちの揺るがぬ確信であった。

　アベ首相がいう「自前の軍隊を認めていない、恥ずかしい憲法を持つ国は日本くらいしかない」という言葉は、ポツダム宣言も自国の憲法もまともに読んでいない、そしてもちろん宗主国の憲法も知らない、そういう方の思い込みだったのでした。

　是非この文章をご覧下さい。

　まさに目から鱗のご指摘、内田樹師、さすがです。

コメント 4

多くの人に目を通してほしい文章ですね！
by ファルコ８４ (2019-02-13 22:51) 

そうなんですか、米国憲法
筋が通ってますね。
まだ変えていないところがいいですね
ご指摘のように我が総理は何も知らないんですね！
by momotaro (2019-02-14 05:54) 

ファルコ８４さん　物言う思想家、尊敬できますね。

momotaroさん　常備軍がなくて民兵を組織、というところから武器の所持を認めているんでしょうね。大きな弊害がありますけど。
by gonntan (2019-02-14 22:34) 

目から鱗です。
by kazg (2019-02-16 06:57)