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鼓舞すること [紹介]

 内田樹氏のコラムから
 【 総理大臣は受験生でもサラリーマンでもない。彼に求められているのは記者や野党議員に「言い負かされない」ことではない。国の進む先を指示し、ヴィジョンを語り、国民を鼓舞することである。自分の仕事がそういうものだということがわかっていないから「後手」を咎められるのである。 】


 至言だと思います。「国の進む先を指示し、ヴィジョンを語り、国民を鼓舞することである。」まったくそのとおりですね。




 首相が求められることと、官僚がなさねばならないことは違う。




 今日も予算審議中継で、にゅーすで、官僚の「記憶にございません」のことばを飽きるほど耳にしました。彼は思っていたかもしれません。「俺も『記憶に無い』という言葉を使えるほど偉くなったんやなぁ・・」「これさえ乗り切れば一生安泰や」と。自分を鼓舞していたんでしょう。







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 スノーフレーク
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「東日本大震災復興基本法」の頭に書いてあった [紹介]

 東洋経済オンラインから

 【 この10年で「3つのこと」を諦めた日本の盲点 社会学者の開沼博が考える日本が変わらない訳 】


 【 いま改めて10年前に視座を置きなおしてみれば、エネルギー政策を、防災・危機管理の体制を、根底から変えるべきだという声が世間ではかまびすしかった。あるいは、21世紀半ばをめがけて、少子高齢化・人口減少、地域での安心・安全なくらしの持続的な確保、環境負荷や地球温暖化の解決に取り組むべし、とも言われていた。これらは「東日本大震災復興基本法」の頭に書いてあったことです。

どうでしょう。これらの具体的テーマについて、がらりと変わったでしょうか。そもそも、当時にそんな議論があったこと自体を忘れている人が大多数でしょう。 】 


 そうして東日本大震災追悼での首相の挨拶からも、復興五輪という言葉が消えた・・・
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見ない [紹介]

現代ビジネスから

 『福島第一原発事故の「真実」』NHKスペシャル取材班
 【 福島第一原発「10年目の真実」…じつは「吉田所長の“英断”海水注入」は、ほぼ“抜け道”に漏れていた 


 【 実は、こうした“抜け道”は3号機だけではなく、1号機にも存在していた。しかもその漏洩量は、3号機をはるかに上回るものだった。2013年12月に、東京電力より発表された「未解明事項の調査・検討結果報告」によると、1号機には10本、2号機・3号機にはそれぞれ4本の「抜け道」が存在するというのだ。2011年3月23日までほぼゼロだった1号機への注水量。その原因はこの10本の抜け道にあった。 】

 【 しかしながら、1号機の注水ルートに「抜け道」がなければメルトダウンを防ぐことができたのか? 答えはNOだ。吉田が官邸の武黒からの指示を拒否し、注水を継続していた局面は3月12日午後7時過ぎのこと。しかし、SAMPSONによる最新の解析によると、1号機のメルトダウンはこの22時間前から始まっており、消防車による注水が始まった時点では、核燃料はすべて溶け落ち、原子炉の中には核燃料はほとんど残っていなかったと、推測されているのだ。 】



 一番の問題は、この大量に発生したデブリが今後の廃炉作業に大きな影響を及ぼすこと!だそうです。


 結果として【 もともとあった核燃料と原子炉の構造物、コンクリートが混ざり合い、「デブリ」と呼ばれる塊になった。内藤によるSAMPSONの解析の結果、1号機のデブリの量はおよそ279トン。もともとのウランの量69トンに比べ4倍以上の量となった。 】

 今また語られる原発依存とさらなる安全神話。人は見たいものしか見ないんですね。






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 ラナンキュラス、買いました。



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 きれいですよねぇ
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豆まき代わりに [紹介]

 東洋経済オンラインから

 【 地熱のまち"ゆざわ"の熱き挑戦  地域の宝を産業振興に生かす 】

 先日大分県九重町で「地熱発電で水素を作る取組み」が始まったという記事を紹介しましたが、こちらは割りと昔からの方法で地熱を活かそうという取組みのようです。農業や観光に活かすという、地に足がついた方策というのかもしれません。どちらにしても、せっかくある目の前の資源を如何に活かせるか、ですね。






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 今日は宗祖日蓮聖人のご生誕八百年記念法要と星祭り祈願会を併修いたしました。お天気に恵まれて、70名ほどの方が参列し、お祝いいたしました。次の50年に向けての歩みが始まります。



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 豆撒きの代わりにお菓子をお配りしました。
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monopsony [紹介]

東洋経済オンラインから

【 日本人の「給料安すぎ問題」の意外すぎる悪影響  「monopsony」が日本経済の歪みの根本にある 】


【 日本が抱える諸問題の根源にmonopsonyがある 】 

【 monopsonyの弊害1:企業の規模が小さくなる

 弊害2:輸出率が低下する   
 弊害3:最先端技術の普及が進まない  
 弊害4:格差が拡大する  
 弊害5:サービス業の生産性が低くなる  
 弊害6:女性活躍が進まない  】

 我が国の政治と経済の課題列挙です。




 昨日届いた本は

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 外交と食糧問題の関連について学ぶ(笑
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470万件の [紹介]

【 検察官の定年を63歳から65歳に引き上げる「検察庁法改正案」に対し、抗議の声が高まっている。ツイッターでは9日から「#検察庁法改正案に抗議します」の投稿が相次ぎ、5月10日夜には470万件を突破。 】


【 小沢氏は「安倍政権が壊したのは、この国の正義。今や権力が何をやったって罪に問われない。司直はだんまり。もはや日本は法治国家ではなく、人治・縁故国家。前近代の後進国」と投稿。「今回の検察庁法改正は権力の私物化王国完成への最後の分かれ道である。日本がここで道を過てば、本当に取り返しのつかないことになる」 】



 首相は口を開けば「国民の生命と財産を守る」と言うけれど、彼にとっては黒川弘務氏こそが守るべき「国民」なのだということ。その他の470万のツィターはものの数ではないという事実。国民の条件は、盾になって首相を守る忠義心を持っているかどうか。





 まさに「朕は国家なり!」






 裸の王様だけど・・・





  

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「25%の人が政治を私物化する国」詩想社新書  植草一秀著

 これは、裸の王様と不愉快な仲間たちの紹介ですね。
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つぎ逢ふ時は [紹介]

日刊ゲンダイのラサール石井さんのコラムに

【 「しばらくは、離れて暮らす『コ』と『ロ』と『ナ』、つぎ逢ふ時は『君』といふ字に」 】

という川柳が紹介されています。漢字の「君」を分解すると、カタカナのコロナになる!って発見して、こんなふうに思いつける人ってすごいですね!





 季節は巡って境内は花盛り


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山中教授のサイト [紹介]

山中教授のコロナ対策 個人のホームページ


 
 
【 エビデンスの強さごとに見る新型コロナウイルス 】などの紹介は

 科学者・医学者らしいきめ細やかさです






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 今日は全員きっちりマスクをして!

 さて来月はコロナ騒動はどうなっているでしょう?
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日本銀行失敗の [紹介]

 パソコンの前にあった「日本銀行失敗の本質」 小学館新書  原 真人著を何気なくぱらぱらっと開けてみましら、

 P132に【「日本軍と米軍の戦略・組織特性比較」と題されたその表には、両者の戦略と組織の違いが端的にまとまられている。戦略面では、その「目的」が日本軍には「不明確」なのに対して米軍は「明確」であり、「戦略志向」では「短期決戦」対「長期決戦」となっている。組織面でも、前者が「属人的統合」で後者が「システムによる統合」、「評価」も日本軍が「動機・プロセス」重視なのに対して、米軍は「結果」重視とある。】


 検察人事では立憲民主党の山尾議員が【「検事時代、私は先輩から「検察組織は金太郎飴」と教わった。切っても切っても同じ顔が現れ「替えがきく」ことこそが検察庁の強みで、属人性がないことが検察庁の正義だと。この本質を曲げて黒川検事長にしかできない仕事があるとすれば、法の根拠がない定年延長を断って検察の正義を示すことだと思う。】と述べています。

 日本の組織の中でも「検察は属人性がないことが正義なのだと!」いう指摘はものの本質を鋭く突いた普遍性があると思います。法を司る者として、人によって左右されないこと。この前提が崩れてしまえば、日本の法はすべて軽んじられるでしょう。

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ご縁のある方が [紹介]

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 立春が来て寒くなったのに・・マンサクの花が咲き始めました!







 そして今朝の西日本新聞を見ると檀家さんの記事が載っています。

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 ウッドデザインで最優秀賞、特別賞受賞です。


 社長の田島信太郎氏は若い頃西武の堤氏に師事して鍛えられた方です。どうしたら山林業を食える産業に出来るかを常に考えています。その一環が今度の受賞に繋がったのでしょう。今後のさらなる前進を祈るばかり.


 少しずつ、春が来ています。


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