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日本銀行失敗の [紹介]

 パソコンの前にあった「日本銀行失敗の本質」 小学館新書  原 真人著を何気なくぱらぱらっと開けてみましら、

 P132に【「日本軍と米軍の戦略・組織特性比較」と題されたその表には、両者の戦略と組織の違いが端的にまとまられている。戦略面では、その「目的」が日本軍には「不明確」なのに対して米軍は「明確」であり、「戦略志向」では「短期決戦」対「長期決戦」となっている。組織面でも、前者が「属人的統合」で後者が「システムによる統合」、「評価」も日本軍が「動機・プロセス」重視なのに対して、米軍は「結果」重視とある。】


 検察人事では立憲民主党の山尾議員が【「検事時代、私は先輩から「検察組織は金太郎飴」と教わった。切っても切っても同じ顔が現れ「替えがきく」ことこそが検察庁の強みで、属人性がないことが検察庁の正義だと。この本質を曲げて黒川検事長にしかできない仕事があるとすれば、法の根拠がない定年延長を断って検察の正義を示すことだと思う。】と述べています。

 日本の組織の中でも「検察は属人性がないことが正義なのだと!」いう指摘はものの本質を鋭く突いた普遍性があると思います。法を司る者として、人によって左右されないこと。この前提が崩れてしまえば、日本の法はすべて軽んじられるでしょう。

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コメント 2

momotaro

まったくご指摘ご尤もです。
日本軍は属人的組織で短期決戦で、目的・動機重視で、大量の犠牲者を出して大敗しました。
おバカさんがまた同じ轍を踏んでいます!
by momotaro (2020-02-25 02:33) 

gonntan

mokotaroさん しかも軍部は情報を軽視して、自分に都合よく理解していたとも。まともに戦えるはずがありません。日本の現場は何時もしっかり働いているのに、トップが自画自賛のナルシストばかりでは浮かばれませんね。
by gonntan (2020-02-25 08:57) 

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