この国は、

　　なぜ
　　人を始末に
　　扱うのか？


　　　　　　「未完の敗戦」　山崎雅弘著
　　　　　　　集英社新書　

P139から

【　戦争中の宮司の言葉がはっきりと示している通り、靖国神社は戦争で軍人が死ぬことを「可能であれば避けるべきこと」ではなく、あたかも軍人本人とその家族にとって「喜ばしいこと」であるかのように位置付けていました。】

　アソウも言うように、若者が国のために死ぬことを厭わないように誘導すること。いわゆる「大義に死すこと」が善であるかのような言説が、今また流行りだしました。

　「生きて生きて辱めを受けてでも生き抜いて命を尽くす」「一人ひとりの命を大事に」ということが軽んじられる時代は、ごめんです。






　しっとりと雨に濡れる風蘭


　　

コメント 4

gonntanさん
おはようございます。
ぼくもおっしゃる通り、人の命が一番大切だと思います。
そんなこと、当たり前のことですよね。
死んで靖国で会おう？腐りきった一部の政治家のために国民が命を落とすなんてまっぴら御免です。
いつか来た道、もう二度と通ってはいけませんよね＾＾
by kiyokiyo (2022-07-06 05:33) 

kiyokiyoさん　おはようございます。憂国の志士のように政治家業の奴らが愛国者気取りで煽る言説には反吐が出ますね。

Enriqueさん　アベらの言う「美しい国」はまさにその情緒を刺激する決め言葉。日本人は情緒に弱いですね。
by gonntan (2022-07-06 09:17) 

ウクライナ戦争に乗じて、軍備拡大の声が声高になってきましたね。とんでもない。
麻生は、また「いじめられる子が悪い」と問題発言
馬鹿は死んでも治らない
とは、このことですね。
by 八犬伝 (2022-07-06 20:09) 

命を軽んじ死ぬ事が良い事とそれを美化する，強制するような空気が何時も何処かにあって，事あるごとに強まってくるのが不気味です。同調圧力というものが，最終的にそこへ行くので，早めに止めておかないといけません。
by Enrique (2022-07-08 07:23)