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歴史の転換点 [覚え]

COURRiER JAPON  ユヴァル・ノア・ハラリ氏の寄稿文から引用

【 新型コロナ危機「非常事態が“日常”になったとき人類は何を失うのか」─世界的歴史学者が予測

 
(前略)

コロナの感染者数がゼロになったとしても、「収集データは依然不足しているから、バイオメトリクス監視システムをこのまま維持すべきだ」と主張する政府も出てくるかもしれない。

コロナ流行の第2波に備えるため、あるいはエボラウイルスが中央アフリカで新種に変異したため、あるいは……もうおわかりだろう。我々のプライバシーをめぐってここ何年も、激しい論戦が繰り広げられてきた。今回のコロナ危機はこうした戦いの転換点となる可能性がある。

プライバシーか、健康か。両者の二者択一を迫られれば、たいていの人が健康を取るだろう。だがそもそも、この選択肢は間違っている。(続く) 】


危機に乗じてどんなことが主張され、或いはそれを求め許し、日常的に行われるようになるのか。とらわれていながら囚われていると感じさせない便利さを纏ってシステムは運用される。






  20200331.jpg

 「シモツケの挿し木」してみました。
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コメント 2

momotaro

サービス精神を前面に出して、実は支配欲を満たしていく・・・嫌ですね、嫌らしいですね。
by momotaro (2020-04-02 05:09) 

gonntan

momotaroさん 中国では監視システムが誘拐などの犯罪抑止になるという理由で受け入れられているそうですから、まさに利便性か人権かですね・・政府ってそういうものという体制側に立てれば、何でもありです。
by gonntan (2020-04-02 22:31) 

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