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2020-06-24 [覚え]

 昨日は沖縄で組織的な戦闘が終結した日、「慰霊の日」でした。
 たくさんの命が虫けらのように犠牲になる戦争。己の犠牲を覚悟しなければ家族や銃後の者は生きられないと思い込まされる。

 特攻を命令した者もされた者も同じように犠牲になったかと言えば、そういうわけではありませんでした。特攻の場合は「命令した」という事実もなく飛び立っていった者たちは「志願した」のです。そういう心理にさせられていたのです。

 75年前の犠牲と歴史の上に私たちはあるのですが
 今も自らが選んでそうしているという風に私たちは生きていないでしょうか。



 米軍は海兵隊のグアム移転に不都合無しというのに
日本政府は、なにがなんでも基地移転ありきで米軍駐留を望んでいる。そもそも海兵隊は日本を守るために駐留していないのに。守ってくれるために必要なんだ!と信じ込もうとしていないでしょうか?





【 2017年4月25日  辺野古埋め立て護岸工事始まる 政府、5年で完了めざす。 】と言われていましたが、工事中に?軟弱地盤が見つかって

 2年後の2019年12月には

【 工期を約9年3カ月、費用を約9300億円とする見通しを示しました。工期が当初想定の5年から約2倍、費用が当初想定の約3500億円から約2・6倍に膨れ上がることになります。 】

 しかも軟弱地盤は90㍍にもなろうかというのに、現在の技術では杭は70メートルしか届かない。

【 岩屋氏は、軟弱地盤の深さが「最大のところで90メートルある」と述べ、地中に砂の杭を入れる「サンドコンパクションパイル(SCP)」工法で施工可能な深さは最大70メートルであることを明らかにしました。一方、深度90メートルの地点について「必ずしも固く安定した土層に達する深度まで施工しなくても、安定性は確保できる」と弁明しました。 】



 なにがなんでも辺野古新基地建設。
 基地が地盤沈下で使えなくなってもその都度ジャブジャブ税金投入して改修すれば良い、ということなのでしょう。防衛のためならちょっとの金を惜しむな!です。



【 2015年7月 礒崎陽輔首相補佐官は26日、大分市で講演し、安全保障関連法案について法的安定性を損なうとの批判があることに反論した。「法的安定性は関係ない。わが国を守るために(集団的自衛権行使が)必要かどうかが基準だ」と述べた。】

 片や5年前イソザキ補佐官が「法的安定性は関係ない。わが国を守るために(集団的自衛権行使が)必要かどうかが基準だ」と述べましたが、新基地建設のためなら「固く安定した土層に達する深度まで施工しなくても、安定性は確保できる」と根拠無く確信できる思いは、全く共通のものですね。


 山口のイージス・アショアは北朝鮮のミサイル攻撃からグアムを守るために設置するのだろうと言われていました。秋田はハワイ。バランスの上に成り立つ安全とはいいながら


 どこまでいっても思い込みや根拠のない確信が横行する限り、庶民が安心できる地はありませんね。
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momotaro

何年たってもアメリカにへつらうばかりの政ですねぇ。戦後政治にピリオドを打つというなら、まずは米軍基地を撤廃しましょう。特に沖縄は軍事基地から解放しないといけませんよね!
by momotaro (2020-06-28 16:42) 

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