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やぼ [覚え]

 昨年9月小泉進次郎環境大臣が、国連での気候行動サミットに出席するために、ニューヨークに飛び立ち、【 「日本は1997年に京都議定書を作成したが、我々は十分なリーダーシップを発揮してこなかった。しかし今日から、我々は変わります」と演説。「環境の小泉」をアピールした。

ところがその前の記者会見で「気候変動というような大きな問題(への取り組み)は、funでありcoolであり、sexyでなければならない」と述べ、ロイター通信などに報道された。このうち“sexy”は進次郎氏の隣に座ったコスタリカの外交官で気候変動枠組条約の第4代目事務局長を務めたカレン・クリスティアナ・フェゲレス・オルセン氏の主張である“Let’s make green sexy”をもじったもの 】

 sexy発言はずいぶんと叩かれました。


 対して河野防衛相は、今度のブルーインパルスの感謝飛行で

 【 河野氏は2日の会見で「米国やイタリアでも空軍機が医療関係者に感謝を表すための展示飛行をやっていた」と説明。「日本でもできないかと航空自衛隊に検討を求めた」と述べた。前回の会見で「プロセスはどうでもいい」と発言したことについては「一生懸命練習して、これから飛ぶという時に『あれは私の発案です』と言うのは私のスタイルではない。やぼだ」と語った。 】


 なんだか発言が似てますね。若い人の感覚なんでしょうか?


 私が引っかかるのは河野氏の

 「一生懸命練習して、これから飛ぶという時に『あれは私の発案です』と言うのは私のスタイルではない。やぼだ」

 クールでありたいという願望なのでしょうが、
 個人的なことなら、「私は言い出しっぺではありません」と言おうが隠そうが、私のスタイルと思おうが構わないけれど、です。

 税金使う以上、「私のスタイル」を主張することが傲慢であることになぜ気がつかないのでしょうか。

 金額の問題ではなく、制度の問題です。防衛大臣なら「簡単に(理由をつけて)自衛隊機を首都圏上空で飛ばせますよ」それを、誰が決裁したのか求められたときに説明無く許されるのか、ということです。


 付託された職務に対する畏れと敬意。
 それが絶対的に足りなさすぎると思います。
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コメント 4

八犬伝

野暮とは
そっくり返してあげたい言葉ですね。
by 八犬伝 (2020-06-03 19:41) 

gonntan

八犬伝さん まったく!政治にたずさわる者としてのセンスがないことの証明ですね。
by gonntan (2020-06-03 20:47) 

momotaro

ご指摘のとおりですねぇ
カッコつけたり照れ隠ししたりしている立場・状況じゃありませんね!
by momotaro (2020-06-05 01:58) 

gonntan

momotaroさん なにを勘違いしているのかなってことですね。
by gonntan (2020-06-05 22:08) 

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