１円玉貯金

　毎年ご主人の祥月参りに伺うと用意してくださっている１円玉貯金。
　Ｅさんは御年９３歳、私の母と女学校の同級生なんです。

　彼女が言うには「今年はコロナでどこにも行けないから、三味線も卓球の練習にも行けません。１円玉貯金に協力してくれている友だちにも会えないんです。だからこれで我慢してください。」と。

　このお金はカンタカ奨学金（https://myoeiji.1net.jp）の原資になります。夏休みに小論文を書いて応募してくれた高校生６名への奨学金。





　玄関の生け花が素敵なので、写真を撮って良いかと聞いたら「額の字も一緒に撮ってください！」と言われたので、パチリ。


　「おだやかに」



　お孫さんが昨年仕事先で亡くなられたそうで、今年は「ご自分の先行きもよろしくお願いいたします。」と、お願いされました。


　誰にとっても、穏やかに暮らせる日々であると良いですね。

コメント 5

カンタカ奨学金ですか
地域の若い世代に、とても役立つ
有効なお金の使い方ですね。
by 八犬伝 (2020-05-06 10:31) 

八犬伝さん　「修学旅行のお金を出せないから参加できない」と先生に伝えに行ったら、「小論文を書いたら奨学金をもらえるかもしれないから、応募したら？」って先生に言われて、という子もありました。学ぶお手伝いが少しでもできれば、うれしいです。
by gonntan (2020-05-06 20:08) 

Eさんの一円玉貯金もカンタカ奨学金制度も玄関も立派ですねぇ
お孫さんが仕事先でお亡くなりになられたとはお気の毒でした
by momotaro (2020-05-07 03:07) 

生け花も額も置物の位置も絶妙。
なかなかこんなふうには生けられません。
ステキですね〜〜〜
by koto (2020-05-09 18:04) 

momotaroさん　お孫さんの件はこの間初めて知りました。両親が東京在住なので、そちらで営まれたのだと思いますが、誰にとっても別れは辛いですね。

kotoさん　Ｅさんは素敵なセンスに溢れた方ですよ～
by gonntan (2020-05-10 20:35)