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おつきあいはしたくない [庭の中で]

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 首相が今国会の所信表明演説で【 「今を生きる私たちもまた、令和の新しい時代、その先の未来を見据えながら、この国の目指す形、理想をしっかり掲げるべき時」と指摘。「その道しるべは憲法だ。令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ、憲法審査会だ」と述べた。 】と、


でも、ですよ。

憲法を本当に大事に思うなら


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 ↑ こんなことはしないと思うし、させてはいけないと思う。

 道しるべであるならば、その取り扱いが後々検証できる状態でなければならないはずであるのに、憲法論争の判例集を廃棄しているという。首相は常々自らを「森羅万象を司る立場」と言うのだから、司法に対しても責任がある・・・裁判に口を挟むのでは無く、形に対しては・・ですが・・・


 首相のレガシー作りのためだけに、任期の中で、なんで国民が最重要課題としての解決を望んでもいない改憲につきあわねばならないのか、理解に苦しみます。ボクちゃんのわがままでしょう、どうしても任期中に成し遂げたいなんて。緊急事態条項だって、今回の台風15号災害では全く被災地を一顧だにしない、今に至るまで首相は千葉県の被災地を視察していない、というし。改定は災害をダシにした独裁政治への合法化にすぎないでしょう。


「その理想を議論すべき場が憲法審査会」ではなくて、理想を語り実行を促す政策や法律を決めるのは通常国会であり予算委員会における、真摯な質疑答弁であって、姑息な閣議決定の多用をしないことです。



 閣議決定という裏口から入るようなことをして集団的自衛権を強引に合法化したうえで、憲法の条文を追加し、先に決めた閣議決定の内容に合致させる姿。そこに道徳的、倫理的に崇高な理想を語る姿勢が見えますか?



 今日もワールドカップラグビーの試合がありました。日本対サモアの素晴らしい試合がありました。最後まで諦めない体と体を張った激突がありました。


 どんな世界でも姑息な手を使えば、軽んじられ、疎んじられます。姑息な手を使うべきではありません。


 まして国民にとって、とっても大事な憲法です。



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momotaro

書かれていること、逐一ごもっともです。
by momotaro (2019-10-11 19:37) 

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