まぼろし

「景気回復が緩やかに進んで」戦後最長を記録した「いざなみ景気を超えた」とありますが

　こういう言葉を聞くたびに思うことは、好景気という言葉の意味が変化してその辺の一般人には実感できない姿形になった、ということですね。

　確かに高級車を乗り回している方も巷にはあるようですし、株取引などで儲けた億万長者も増えているようですが、非正規雇用が増えて所得格差は広がるばかりです。

　それにこういう報道発表の元になった調査自体が信頼性に足るものなのかという問題もあります。

　どれほど政府が好景気を報道しても、自分がそれを「そうだ！」と肯定できないし、将来に明るい兆しが感じられないのですから、この好景気はまさに砂上の楼閣、幻ですね。


　どんなに官製で囃し立てても、今の人の心は浮き立ちません。

　未来は今より明るい。そう思える政策、そう信頼させ得る言葉が必要です。


　

コメント 5

景気がいいどころか、景気がよくないが本音ですね
アベノミクスの成功を言いたいんでしょうが
判断の元となるデータは？疑問です。

by ファルコ８４ (2019-01-30 21:53) 

ファルコ８４さん　６年も「異次元の財政出動」をし、１００兆を超える年間予算、国民年金を株に投資してこの状況ですからね。方向性が間違っているのではと思いたくなります。
by gonntan (2019-01-30 22:31) 

貧富の差もですがこころが壊される、そんな世界であってはいけないと思います。
by 風船かずら (2019-01-31 09:44) 

怪しい調査で好景気を演出！
こういうのを粉飾決算と言うんですよね
by momotaro (2019-02-02 13:50) 

風船かずらさん　戦後レジームの解体が心の解体そのものだったなんて、保守主義者が泣きますね。

momotaroさん　まさに！これが粉飾でなければ何をそう言うのか？の事態です。犯罪者集団です。
by gonntan (2019-02-03 19:40)