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大本営発表と言う前に [覚え]

東京新聞記事から

 統計不正問題で厚労省側は「官邸の影響全くない」

 誰がなっても同じことだろうと思いますが、政権側としてはどんなことでも自分に有利になるように利用したいのですから、そもそも論を言えば、権力と関係のない全くの外部組織が統計資料を作成する体制を作らなければ今回の問題は解決しないはずです。その点では、公文書の記録保管と同じです。

 軍隊を持たない国コスタリカでは公文書管理官がしっかりと記録管理に従事して、立派にやっていると。小さな国だからやれるのでしょうか?

 やる気の問題であり、国の根幹に関わる重要性への認識の差がそこにはあるのではないかと思いますね。

 明治以来のデータ無視、あるいは軽視しても何ら問題ないという意識がまたこういう問題を惹起しているようです。今回も「大本営発表だね」という指摘もありますが、根本的に客観性のあるデータをしっかり管理せねば何の解決にもならないという共通認識を、まず選良たる国会議員が持たねばならないようです。いつもながら政治に関する残念なことですが。
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momotaro

もっと、事実・真実に敬意を払わないといけませんよね
なんでも都合よく変えてしまえば善いという考えは傲慢・不遜ですよね、天罰が下りますよ
by momotaro (2019-02-26 23:14) 

gonntan

momotaroさん その通りですね。事実真実を軽視すると、先の大戦のように思い込みだけで何でもやってしまうようになりかねません。
by gonntan (2019-02-27 20:28) 

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