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2019-04-18

毎日新聞 2019.04.13 「公文書クライシス」によれば

「首相官邸と省庁幹部の面談記録は何も残さない」のだと言います。政府同士の密約であれば、相手国が相応の年数が経って情報公開すれば、いつかは日の目を見る公文書類が記録として残りますが、官邸と省庁間の記録を作らない残さないとなれば、後世正確に政策の決定過程などを検証する方法がないということになります。記事では「問題の背景には、記録を残さない政治文化と歴史に対する責任感の乏しさがある」と指摘されています。「誰がどこでどのように関わったのか」




南米コスタリカの「公文書館」 記録を残すことの意味は「【 「公的アーカイブ(記録)は、腐敗と闘うのに役立つ」と。 】

【 コスタリカでは、すべての官公庁に、国立公文書館のトレーナーによって訓練された、独立したアーカイビスト(公文書管理官)たちの部局が設置される。つまり、「忖度しないアーカイビストの一団」が、各省庁にいるということだ。  いったん各部署で作成された文書は、それぞれの行政機関のアーカイブ部門によるチェックを受けたのち、国立公文書館に送られる。そこでさらなるエキスパートの審査を経て、後世に残す文書と廃棄される文書をより分ける。  】

 私たちの国の民主主義は、システムも意味を知ることからも、まだまだ明かりすら見えていない状態ですね。



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 牡丹が一株に9つ花をつけました。


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 おだまき

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 山吹


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 てっせん

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コメント 5

ファルコ84

公文書として記録を残さない、ひどい話ですね!
システムの問題と言うより
政治に責任を持たない!隠し事が多い!の典型です。
by ファルコ84 (2019-04-19 20:41) 

gonntan

ファルコ84さん 歴史修正主義の典型的なやり口でしょうね。困ったもんです。
by gonntan (2019-04-19 22:43) 

風船かずら

人は間違うし、国も間違う。完全ではないのに、自分がやったことを見直すことがない、それができないということくらい傲慢なことはないと思います。でもこんな傲慢さがどこでも大手を振って闊歩している、そんな世の中になってしまっているのでしょうか。知性や教養を国民が失ったとき、民主主義は極めて危険な体制になってしまうという警句を国民が自覚しなければならないと思います。
by 風船かずら (2019-04-20 12:29) 

gonntan

風船かずらさん 「権力を私的に使わない」ことが権力者の絶対条件であり、権力者がそれを常に自分に課そうと努力していること、が信頼を醸成するとも指摘されていますね。

by gonntan (2019-04-20 17:39) 

momotaro

ひどい話ですね
官邸主導政治をしているくせに、その支持に関する公文書は残さない
もう救いようがありませんね!
by momotaro (2019-04-26 09:10) 

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