実は人間は利他的になったほうが自分を利する [引用]
先日Mさんとのウォーキングの途中に、ほんっとに久しぶりに書店に立ち寄って、私は「他者の靴を履く」 ブレディみかこ著 文藝春秋社刊が目にとまり、Mさんは「漫画 君たちは どう生きるか」吉野源三郎著 マガジンハウス刊が目にとまって、お買い上げ。
ほぼ同じことを伝えようとしているのではないでしょうか。
「他者の靴を履く」P75には
【 「他人への思いやりを持ちなさい」とか「弱者を助けなさい」とか言うと、平時にはロマンティストだとかヒューマニズムでは世界を救えないとかいう話になりがちだが、実は人間は利他的になったほうが自分を利する。少なくとも世の中はそういう風にできていて、生物はその法則によって生き延びてきたのですよ、と言った人が、かのクロポトキンである。彼の相互扶助論は・・ 】
今日はいただいたカボチャを描きましたが、
「バナナは種を極力小さくすることによって人間に喜ばれ、各地で栽培されるようになった結果、種の大きな種類を駆逐した」らしいですから、利他によって子孫繁栄を成就したんですね (^o^)
どうしてそんな戦略をとり得たのかは謎ですが
ほぼ同じことを伝えようとしているのではないでしょうか。
「他者の靴を履く」P75には
【 「他人への思いやりを持ちなさい」とか「弱者を助けなさい」とか言うと、平時にはロマンティストだとかヒューマニズムでは世界を救えないとかいう話になりがちだが、実は人間は利他的になったほうが自分を利する。少なくとも世の中はそういう風にできていて、生物はその法則によって生き延びてきたのですよ、と言った人が、かのクロポトキンである。彼の相互扶助論は・・ 】
今日はいただいたカボチャを描きましたが、
「バナナは種を極力小さくすることによって人間に喜ばれ、各地で栽培されるようになった結果、種の大きな種類を駆逐した」らしいですから、利他によって子孫繁栄を成就したんですね (^o^)
どうしてそんな戦略をとり得たのかは謎ですが
2021-08-27 22:00
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コメント(6)
ブレイディ みかこさん、
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」読みました。
先入観や偏見や因習などを一歩吹っ切れば、人間(人生)はけっこう自由で素敵で捨てたもんじゃない、と教えられました。
「人間は利他的になったほうが自分を利する」牙も毛皮も持たないひ弱な動物である人間は、もともと、寄り添いあい助け合うことによってしか自分も生きられない生き物だったはずですものね。人類史の中では、そんな原始共同体的な時代が大部分を占めているのだそうですから、この先より高次な『お互い様』の共同体社会を展望していくことは、生理的にも本性にかなっているのでは、と思います。
by kazg (2021-08-28 06:25)
kazgさん 彼女の本は軽い題のわりには、私には結構難しい内容です。
>この先より高次な『お互い様』の共同体社会を展望していくことは、生理的にも本性にかなっているのでは、と思います。
SDGsが人類存続のために必須ならば、「お互い様」に立脚しないと、ですね。
by gonntan (2021-08-28 09:42)
真理ですよね
利己主義は結局共倒れになります。
by momotaro (2021-08-28 11:35)
momotaroさん そうなんですよね。新自由主義的利己は結果的に滅亡への階段を力強く上る手段でしょうね。
by gonntan (2021-08-28 19:45)
kazgさんと同じように
私も、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読みました。なかなか考えさせる内容でした。
利他的ですか
まあ、物事は回りまわって
そうなるのかもしれませんね。
「情けは人の為ならず」ということでしょうかね?
by 八犬伝 (2021-08-29 12:46)
八犬伝さん 情けは人のためならずであり、お金は回さなければなんの役にも立たない、というところでしょうか。
by gonntan (2021-08-30 20:17)